もしあなたが日系企業に勤める会社員で、給料に不満があるのならば外資系企業で働くことをオススメします。
理由は一般的に外資系企業の方が日系企業よりも高給だからです。
外資系と日系企業の給与比較
同じ能力で同等の職位で比較すると、外資系企業の方が日系企業よりも、ほぼ間違いなく給料が高いです。
同じくらいの能力、同等の職位でも、たいていは20%から50%くらいの給料の差があります。
私はこれまで日系企業3社、外資系企業に7社勤めてきましたが、自分の経験や周囲の話を総合すると、外資系と日系企業のポジションごとの給与感は下記のようになります。
■スタッフ
- 日系企業:300万円~600万円
- 外資系企業:400万円~800万円
■主任
- 日系企業:500万円~700万円
- 外資系企業:600万円~900万円
■課長
- 日系企業:600万円~1,000万円
- 外資系企業:800万円~1,300万円
■部長
- 日系企業:900万円~1,500万円
- 外資系企業:1,200万円~2,000万円
私の年収の遍歴
年収300万円から1,100万円になるまで。
私は一社目は日系の10人規模の医療機器商社に入社し、年収は300万円を少し越えるくらい。二社目は旧財閥系の造船会社で400万円程度でした。
しかし、体調不良によって1年間の無職期間があった31歳のときに、アメリカのライフサイエンスメーカーに就職することができ、年収が500万円になりました。
直前は1年間無職期間があり、理系卒でもない私が、ライフサイエンスメーカーに転職でき、しかも年収が25%もアップするという奇跡的なことが起きたのです。
その会社には5年半在籍し、その後、イスラエル企業で860万円、韓国企業で900万円、アメリカ企業で980万円、そして41歳となった現在はイスラエルの企業で1,100万円の年収を得ています。
外資系企業の給料が高い理由
このように外資系企業の給料は日系企業と比較して、昇進や転職によって大きく伸びていく傾向があります。
その理由は以下の2つが挙げられます。
① 実力・実績主義の文化
外資系企業は日系企業のような年功序列の給与体系ではなく、実力がある人・実績を上げた人は年齢を問わず、その対価を得るべき、という考え方があります。
② 高い英語力を持つ人材の希少性
①のような文化をもつ外資系企業というのは、業務の中で必ず高い英語力を必要としています。そのような高い英語力を持つ人材は希少な存在であるため、給料は自然と高くなります。
まとめ
日系企業にいた場合は年収は上がりにくい。しかし先に述べたように、同等の能力・職位である場合は外資系企業の方が年収は20%~50%高くなる傾向があります。
やはり年収を上げたい場合は、外資系企業に転職することをオススメします。
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